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生体検査
悪性リンパ腫かもしれないと疑いがあった場合は、どのような検査をするのでしょうか?
まず、生検と呼ばれる、生体検査があります。
その中でも、いくつかの生検がありますので、ここでご説明しましょう。
リンパ節生検は、リンパ節を少し切り取って、組織を調べる検査です。
顕微鏡などで組織を見ます。
この検査の場合、どこのリンパ節を取るかと言うと、首周辺が多いです。
もちろん、症状によってどこの細胞を使うか、違ってくるでしょう。
切り取るなどと聞くと怖いと思う人も多いでしょうし、それに痛みも心配ですよね。
ですが、局部麻酔で細胞を摂取しますから、切り取りの際の痛みは軽減されるでしょう。
一般に知られている針生検などでは、悪性リンパ腫の場合、診断が難しいとされています。
次に、マルクと呼ばれている骨髄穿刺です。
ご存じない方も多いでしょうが、人間の骨の中には、スポンジ状の物質があり、骨髄と呼ばれています。
ここで血液が作られるのです。
骨髄に悪性リンパ腫が浸潤しているか、いないのかをチェックするための生検です。
骨に針を刺して、生体を抜き取ります。
そして、その生体をチェックすると言った検査です。
さて、生体検査では、他にルンバールと呼ばれている、脊髄検査があります。
脳などの中枢系に悪性リンパ腫が浸潤していないかをチェックします。
これは、髄液を取るため、背骨から針を刺します。
局部麻酔で行われますから、その際の痛みは大丈夫でしょう。
ですが、終わった後に頭痛が出るケースもあるようです。
悪性リンパ腫の検査について